【小田原市】本町の「小田原宿なりわい交流館」は小田原の魅力が詰まった無料で休憩できる歴史的建造物です。
2025年8月1日にリニューアルオープンした、本町の「小田原宿なりわい交流館」。
小田原市が耐震化やトイレのバリアフリー化などを行い、より市民や観光客の方が利用しやすくなりました。暑い夏のひと休みや、近隣の店舗、かまぼこ通りで購入した物を食べる場所としても活用されています。先日、記事にてご紹介した伊勢屋さんもすぐお近くの距離です。
昭和7年に建設された旧網問屋を再整備した建物で、平成13年に誰でも立ち寄れる広く開放された憩いの場として活用されています。昔の小田原に多かった伝統的な「出桁造り」の建築物を無料で見ることが出来るのは、歴史ある城下町小田原ならではの良い所ですね。
こちらが特に趣を感じる2階の部分。小田原を象徴する提灯も飾られており、昔の旅籠屋の雰囲気を感じる出格子窓からは外の景色も見ることが出来ます。
1階部分はお座敷になっており、こちらで休憩が可能です。訪れた2025年8月5日は35℃を超える暑さの日で、入館した際には、一般社団法人小田原市観光協会の方が冷たいお水を提供してくださいました。
小田原の歴史を知ることができる案内も掲示されており、無料で入れる小さな博物館の様で、歴史好きの方にはおすすめです。
小学生以下のお子様向けのイベントも行われていました。交流拠点としても活用されています。
市内の観光資源を紹介している小冊子もたくさんあり、ますます小田原の魅力を知ることに繋がりそうです。
そして、こちらでは、マンホールカードの配布もしております。更に現在は「歴まちカード」も配布しているとのことです。「歴まちカード」の説明は、小田原市の公式サイトをご覧ください。
観光客の方も市民の方も誰でも無料で利用できる「小田原宿なりわい交流館」。地元の方が観光客の方におすすめのお店やお土産を紹介したり、小田原の歴史や名所を紹介するなど会話が弾み、多くの方が交流することで、今まで以上に小田原の活性化にも繋がるのではと感じました。ぜひお近くにお住いの方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
小田原宿なりわい交流館はこちら↓